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東京で輸血用血液を運ぶ緊急車両運転手をしてた話

緊急車両の中でも珍しい輸血用血液を運ぶ緊急車両乗務員をしていた話をします。
もともと横浜市港北区の在宅診療所に勤務していたのですが、当時は年収や福利厚生が良くなかったので、もっと年収が高い会社に転職したいと思い仕事を探していました。そこで見つけたのが、献血供給事業団という公益財団法人です。

長い間、中途採用していなかったのですが、当時たまたま中途採用を何年かぶりに再開して、その枠で採用して頂きました。元消防士、在宅診療の経験を買って貰った感じです。

緊急車両乗務員の年収

辞める時の年齢はたしか30歳です。源泉徴収票の年収は540万円ありました。
これだけ見ると高年収なのですが、もちろん24時間の当直勤務が月に何回かありますし、残業もあるので体力的にしんどい部分もあります。忙しい部署だと、休憩もしっかり取るのは難しいです。ただ、一度血液の供給に出発すると、配達が終わるまで一人乗務なので気楽です。

仕事的には、ミスが絶対許されません。なので人はミスをするという前提で、システムが作られているので、手順を覚えて履行できる人なら問題無いです。単純作業が飽きて苦手な人には苦痛かもしれません。自分の性格上、安定が合わない事をこの仕事で痛感して、フリーランスの道を選びました。

血液の緊急車両乗務員の大変なこと

僕が一番大変だと思ったのが、一度も行ったことが無い病院へ、首都高を使って緊急走行で行くことです。首都高は無数のJCTが有るので、分岐を間違えるとトンデモナイ場所に連れて行かれます。輸血用血液の到着が遅れると、人命に影響するので精神的なプレッシャーがあります。

保険のためにカーナビを設定していくのですが、サイレンの音が煩いのと、緊急走行の安全確認で忙しいので、そんなに頼りにならないです。基本的に一人乗務なので、安全確認、マイクでの注意喚起、無線対応まで一人で全てやります。それを全部やりつつ、目的地に間違い無く到着する事が求められます。ちなみにGPS付いているので、道を間違えたら直ぐにバレます。

僕がやってた当時は、24時間の当直勤務がありました。たぶん今でも有るのではないでしょうか。夜勤帯は血液の発注量は少ないですが、待機している人員が少ないため、一度受注が大量に入って荒れたら、深夜走りっぱなしで寝れないのが辛い。幸い僕はそんなに荒れた経験はないです。仮眠ありの24時間の当直勤務でも、受注が入ったら仮眠時間を中止して対応するので、年齢が上がってくると肉体的に来ると思います。

おすすめ出来る仕事なのか

こればっかりは人に寄りますが、車の運転が好きで、夜勤も平気、残業多くても稼げればOKという方なら良いと思います。基本給の設定が低く、残業代で稼ぐ給与体系なので、どうしても定時退社が出来る確率が少なく、定時で帰ると収入が如実に下がります。

僕が辞めたのは仕事が嫌だった訳でも、人間関係が駄目だった訳でもなく、自分がやりたい事に素直に挑戦していきたかったからです。今まで、消防→在宅診療→血液輸送と人のためになる仕事は、沢山やってきたので、今度は自分のやりたい事に時間を使ってみたいと思い辞めました。それで今は、YouTube管理代行やブログを書いたりして収入を得ています。

職場の人達は、とてもインテリジェンスの高い人達が多かったです。新卒で入る若い人達も優秀な人達が多いです。変な人は居ないです、こんないい会社を辞める僕の方が異端児かもしれない。という訳で、輸血用血液の緊急車両乗務員をしていた時のお話でした。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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ABOUT US
安田 雄輝代表
当ブログは複数のライターで運営しています。大学で救急救命士取得→新卒で消防に就職→2年11ヶ月で退職→在宅診療所→輸血用血液輸送→フリーランス→自由な時間を得る。企業向けYouTube動画クリエイター兼ブロガーをしながら生きています。