春が来て、畑にも少しずつ変化が出てきました。今日は耕作放棄地を再生している畑の様子を、Q&A形式でお届けします。いつも読んでくださっている皆さんと一緒に、この畑の成長を見守っていけたら嬉しいです。
Q1:今の畑の様子を一言で表すと?
連日の雨で、暖かい陽気とともに雑草が少しずつ生えてきました。植え付けをしたジャガイモもぐんぐん成長していて、畑が動き始めたなという印象です。

Q2:それぞれの野菜の変化や発見は?
- キタアカリ・メークイン:ともに順調に生育中。葉の縁が少し黄色くなっているのが気になりますが、肥料焼けするほど肥料は入れていないので、日照不足など様子見中です。
- アンデスレッド:一番発芽が遅れていましたが、ようやく芽が出始めています。
- ニンジン:ゴロゴロした土の中でも、いくつか発芽を確認。不織布を外すタイミングを見計らっています。
- 小カブ「あやめ雪」:防虫ネットの中で順調に育っています。今のところ虫被害もありません。
- 大根「天宝」:一部の葉に虫食い跡あり。今後、必要ならBT剤を使用予定。間引きはもう少し先です。
- ニラ「大連広巾」:播種から10日ほど経ちましたが、まだ発芽は見られず。引き続き観察中です。
- 長ネギ「ホワイトスター」:遮光ネットの下から発芽を確認したため、ネットを外しました。これからの成長に期待しています。








Q3:育てていて心配していることは?
一番気になっているのは、やはりニンジンの発芽状況です。不織布の下で守られているものの、ゴロゴロした土では発芽率があまり高くないかもしれません。数日後に不織布を外して、しっかり確認したいと思っています。
また、今後のアブラムシやヨトウムシの食害も気になっています。早めに対策が必要ですね。
ジャガイモは間もなく芽かきの時期。雑草も小さいうちに取っておかないといけないので、これから畑にいる時間をもっと増やして、しっかり世話していきたいと思っています。


Q4:今後の予定や楽しみにしていることは?
必要な作業としては、ジャガイモの芽かき、土寄せ、追肥。そして、間引きが必要な小カブの手入れも進めていきます。
また、4月には夏野菜の苗販売会があります。村山さんはスイカやししとうを希望していますが、私はスイカが大の苦手…。なのでスイカに関してはちょっと後ろ向きです(笑)。それでも新しい作物を育てるのは楽しみです。

おわりに
畑は静かに、でも確実に春の準備を進めています。これからどんどん変化していく季節。ぜひ一緒に、この畑の成長を見守っていただけたら嬉しいです。
