こんにちは、安田雄輝です。
今回は、福地ホワイトのニンニクを植え付けた記録です。育てる目的は「種ニンニクを増やしたい」というシンプルな動機からスタートしています。

前年の反省をふまえて
今年は、種ニンニクをしっかり育てるために、畑の環境づくりから丁寧に準備しました。栽培前の土づくりでは、以下の資材を使って土作りを行いました。
使用した資材は以下の通りです。
- 牛糞堆肥
- 発酵鶏糞
- 米ぬか
- バットグアノ
- もみ殻
- もみ殻燻炭
- 苦土石灰
各資材は、特性を意識しながら畑にすき込みました。配合については厳密な比率ではなく、過去の経験と感覚をもとに調整していますが、「どうしたらもっといい土になるか」を考えながら、一つひとつの工程をていねいに積み重ねています。

手ごわいハマスゲとの根気勝負
今回植え付けた畝には、右上にハマスゲの群生がありました。地下茎で何度でも再生してくるこの雑草に対しては、植え付け前に丁寧に根を掘り上げ、できるだけ除去しておきました。
畝立ての際には、表土を深く掘り返しながら、小さな根も含めて取り除くよう努めました。この冬のうちに完全に根絶するつもりで、時間を見つけては除草作業を続けていく予定です。

日が暮れるまで植えた100個のニンニク
2024年9月30日。夕方16時から作業を開始し、日が沈むまでかけて畝立て・マルチ張り・植え付けを行いました。まだ気温はやや高く、最高気温25度前後になるのを理想としていましたが、天気予報との兼ね合いからこの日を選びました。
畝には穴あきの黒マルチを敷き、割ったニンニクをひとつずつ植え付け。今回は約100個ほどの種ニンニクを植えました。


作業の最後には覆土を行い、後日畝間にはもみ殻をまいて、雑草抑制もしました。覆土をしている頃にはすっかり日が暮れてしまい、写真を撮る余裕がなかったのは少し残念でした。
育てる過程が、信頼につながるように
昨年の栽培では納得のいく出来にはならず、その反省をふまえて、今年は資材の組み合わせやタイミングを見直しながら、土づくりに取り組みました。ニンニクにとって良い環境とは何かを考えながら、実際に手を動かし、一つひとつの作業を進めています。
畑の仕事は、黙々と積み重ねていく日々の連続です。
でも、こうして記録に残すことで、その一歩一歩が確かに前に進んでいることを実感できます。
そんな取り組みの過程が、読んでくださる方に何か伝わるものがあれば嬉しいです。
