こんにちは、千葉県で耕作放棄地を畑に再生している安田雄輝です。
今日は、村山さん家族と一緒に、再生中の畑の草取りをしました。
そのあと、村山さんが副社長を務める農園で、無農薬の田んぼの田植え作業を見学してきました。
まずは畑の草取りから
暖かくなり、畑の雑草もどんどん勢いを増してきました。
ニンジンの畝の除草作業は一人では追いつかないので、みんなで作業を進めました。やはり人数が集まると、あっという間に除草が進みます。
ゴロゴロした土に種まきしたニンジンも、とても順調に育っています。
隣のジャガイモも花が咲き始め、収穫まであと少しといったところ。初年度にしては、全体的に良い流れで畑づくりが進んでいます。
子どもの頃から、野菜の栽培や成長の過程を実際に見て体験できるのは、とても良いことだと思います。スーパーに並ぶ完成品だけを見ていると気づかないことも、畑に来れば自然と学ぶことができます。
これからも、子どもたちが畑作業を通じて自然に野菜に親しみ、育てる楽しさを感じられるような場所にしていきたいと考えています。私はそのサポートをする立場として、引き続き関わっていくつもりです。

手作業で田植え体験
畑の除草作業が終わったあと、村山さんが副社長を務める農園に立ち寄りました。
そこでは、無農薬で管理している田んぼがあり、今日は村山さん家族が、子どもに手作業で田植え体験をさせるということで、少し見学させてもらいました。
あわせて、農園で育てている野菜の栽培状況も見せてもらいました。
自分が管理している以外の畑を見ると、新たな気づきがあったり、とても面白いです。
畑というのは、管理する人の考え方や性格が自然と表れる場所だと思います。
本当に畑は、いろいろな意味で奥が深く、飽きることがありません。

畑で得られるもの
畑の草取りも、田植えも、どちらも地道な作業です。
私は、野菜の収穫体験だけでなく、種まきから管理作業まで、一連の流れを実際に体験できる場所をつくれたらいいなと思っています。
野菜づくりでは、収穫は本当に最後の最後。
その前に、土づくりをどうするか、元肥に何を使うか、どの野菜にどんな栄養が必要か、途中でどのタイミングで追肥をするか、病気や害虫にどう対処するか――考えることがたくさんあります。
それぞれの場面で自分なりに選択を重ね、成功や失敗を通して、ひとつのことを最後までやり遂げる。
そんな小さな体験の積み重ねが、自然と人を育てていくのだと私は思っています。
手を動かしながら、自然と一緒に作物を育てる――
そんな面白さを、少しでも感じてもらえたら嬉しいです。
