YouTubeを始めるときに、実名でやるのか、匿名でやるのかで悩む人は多いと思います。
特に、個人で仕事をしている人や、これからYouTubeを仕事につなげたい人にとっては、かなり大きなテーマです。
実名で発信した方が信頼されやすいのか。それとも、匿名の方が安全なのか。知り合いや仕事関係の人に見られたらどう思われるのか。
私自身も、最初から実名でYouTubeをやっていたわけではありません。
今回は、自分の経験も含めて、YouTubeを実名でやるメリットとデメリットについて書いていきます。
最初は私も実名ではなかった
今でこそ、私のYouTubeチャンネルは「安田雄輝」という実名で運営しています。
ただ、最初は本名ではありませんでした。
昔のチャンネル名は正確には忘れてしまいましたが、「大人ピアノ」のような名前だったと思います。
当時は会社員でもありましたし、自分がYouTubeをやっていることに対して、少し恥ずかしさもありました。
- 知り合いに見られたらどう思われるのか
- 会社の人に知られたらどうなのか
- 自分の名前でYouTubeをやるのは少し怖い
そういう感覚がありました。
だから、最初は実名ではなく、少しぼかしたチャンネル名で始めていました。
実名に変えたきっかけ
その後、ある時から「実名でもいいんじゃないか」と思うようになりました。
きっかけの一つは、私のピアノの先生である野口幸太さんの存在です。
野口先生は、実名で活動されています。
ピアノ教室も、YouTubeも、先生自身の名前で発信している。それを見ていて、個人で仕事をしているなら、実名で活動する方が自然なのではないかと思うようになりました。
もちろん、全員が実名でやるべきだとは思いません。
ただ、私の場合は、ピアノを学んでいること、YouTubeで発信していること、自分自身の活動を仕事にもつなげていきたいという気持ちがありました。
それなら、匿名のままよりも、実名で発信した方が良いのではないか。
そう考えて、チャンネル名を実名に切り替えました。
実名でやって実害はあったのか
実名でYouTubeをやると、何かデメリットがあるのではないか。
これは多くの人が気にする部分だと思います。
私の場合、実名にしたことで大きな実害があったかというと、特にありませんでした。
理由としては、私のチャンネルが、誰かを批判するような内容ではなかったからだと思います。
当時のメインは、ピアノレッスンの記録でした。
むしろ、自分ができない部分をそのまま出しているようなチャンネルでした。
- うまく弾けないところ
- 先生に指摘されているところ
- 大人になってからピアノを学ぶ難しさ
- 練習してもなかなか上達しない部分
そういうものを出していたので、実名だからといって何か大きな問題が起きたわけではありません。
もちろん、発信内容によってはリスクも変わります。
誰かを強く批判する内容、過激な意見、仕事や人間関係に影響しやすい内容を扱う場合は、実名でやるリスクは大きくなると思います。
ただ、私のように、自分の学びや活動、仕事につながる発信をしていく場合は、実名であることが必ずしも大きなデメリットになるとは感じませんでした。
実名で発信して感じたメリット
実名で発信していて感じる一番のメリットは、信頼されやすいことです。
実名で発信していると、「誰がやっているのか」が分かります。
これは、個人で仕事をしていくうえではかなり大きいです。
YouTubeだけでなく、ホームページ、SNS、仕事の内容、自分の経験がつながって見えるので、初めて会う人にも自分の活動を説明しやすくなります。
私のことを事前に検索してくれている人と会うと、話が早いこともあります。
- YouTubeを見ました
- ピアノの動画を見ました
- 畑の発信もされていますよね
そういう状態で会えると、最初からある程度、自分のことを知ってもらえています。
私自身の経験で言えば、実名でYouTubeをやるメリットの方が大きかったです。
もちろん、実名にしたからといって、すぐに何かが大きく変わるわけではありません。ただ、自分の活動がつながりやすくなり、自分が何をしている人なのかも伝わりやすくなりました。
実名だと自分に抑制がきく
もう一つ、実名で発信していて感じるのは、自分自身に抑制がきくことです。
自分の名前で発信している以上、発言にも行動にも責任が出ます。
もちろん、実名でやっているかどうかに関係なく、誰でも発信には気をつけるべきです。
ただ、実名で発信していると、自然と次のようなことを考えるようになります。
- この内容を自分の名前で出して大丈夫か
- この発言は後から見られても問題ないか
- 自分の仕事や信用に影響しないか
これは窮屈に感じる人もいると思います。
でも、私の場合は、それが悪いことだとは思っていません。
むしろ、自分の発信に対して覚悟のようなものが生まれる感覚があります。
名前を出しているからこそ、適当なことは言えない。情報の出し方にも気をつける。自分の行動にも気をつける。
そういう意識は、仕事につなげる発信では大切だと思っています。
もちろん、良い反応ばかりではない
ただ、実名で発信しているからといって、良いことばかりではありません。
私も、聖人君主のようにできた人間ではありません。
ありがたいコメントをいただくこともありますし、ありがたくないコメントをいただくことも、少ないですがあります。
ネットで発信している以上、すべての人に好意的に見られるわけではありません。
自分では普通に出しているつもりでも、見る人によって受け取り方は違います。
それでも、そういう反応も含めて自分の発信だと思っています。
YouTubeに限らず、ネットで何かを発信するということは、多少なりとも人から見られるということです。
その見られ方も含めて、自分の活動として受け止める必要があります。
実名でやることと、全部さらけ出すことは違う
ここはかなり大事だと思っています。
実名で発信することと、自分のすべてをさらけ出すことは違います。
実名でYouTubeをやるからといって、私生活を全部出す必要はありません。
家族のこと、住所に近い情報、生活圏、交友関係、仕事の細かい内部事情など、出さなくていいものは出さなくていいです。
大事なのは、どこまで公開するかを自分で決めることです。
たとえば、仕事につなげたいなら、次のような情報は出した方が信頼にはつながりやすいです。
- 自分の名前
- 何をしている人なのか
- どんな考えで仕事をしているのか
- どんな実績や経験があるのか
- どんな人に向けて発信しているのか
一方で、プライベートをすべて見せる必要はありません。
実名発信は、丸裸になることではありません。
仕事として必要な情報を整理して、見せる範囲を決めていくことだと思います。
匿名が向いている人もいる
もちろん、匿名が悪いわけではありません。
発信内容によっては、匿名の方が向いている場合もあります。
- 趣味として気楽に発信したい場合
- 仕事や家族に見られたくない場合
- 意見性の強いテーマを扱う場合
- 自分の名前よりも、キャラクターやメディア名を前面に出したい場合
こういう場合は、匿名の方がやりやすいと思います。
実名でやるか匿名でやるかは、目的によって変わります。
趣味で楽しむことが目的なら、匿名でもいいと思います。
ただ、仕事につなげたい場合は、実名や顔、考え方をある程度出した方が信頼は作りやすいです。
個人で仕事をするなら、実名のメリットは大きい
ピアノ教室の先生や個人事業主の場合、実名で発信するメリットはかなり大きいと思います。
なぜなら、仕事を依頼する側は「誰に頼むのか」を見ているからです。
- どんなサービスなのか
- どんな実績があるのか
- どんな考え方の人なのか
- 話し方や雰囲気は合いそうか
- 信頼して相談できそうか
そういう部分を見ています。
特に、ピアノ教室のような仕事では、先生自身の人柄や考え方がかなり大切です。
教室名だけではなく、先生の名前や顔、話し方、レッスンへの考え方が見えることで、問い合わせ前の不安は減ります。
これは、YouTubeとかなり相性が良い部分です。
まとめ
YouTubeを実名でやることには、メリットもデメリットもあります。
実名で発信すれば、検索される可能性があります。知り合いや仕事関係の人に見られることもあります。発信内容が自分の名前に紐づくため、発言や行動にも注意が必要になります。
一方で、実名で発信することで、信頼は作りやすくなります。
- 誰が発信しているのかが分かる
- 仕事やホームページ、SNSとつながる
- 初めて会う人にも自分の活動が伝わりやすい
- 自分の発信に責任を持つ意識が生まれる
こうしたメリットがあります。
大事なのは、実名か匿名かだけで考えないことです。
- 何のためにYouTubeをやるのか
- 趣味なのか
- 仕事につなげたいのか
- どこまで自分の情報を出すのか
- 何を出して、何を出さないのか
そこを決めておくことが大切です。
私の場合は、仕事につなげる発信をしていくうえで、実名のメリットの方が大きいと感じています。
ただし、すべてをさらけ出す必要はありません。
実名で活動しながらも、出す情報と出さない情報を整理する。自分の考え方や仕事への姿勢が伝わるように発信する。
それが、仕事につなげるYouTube発信では大切だと思っています。
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