先生の人柄をYouTubeで伝える方法|自己紹介動画だけでは伝わらないもの

今回は、ピアノ教室の先生の人柄をYouTubeで伝える方法について書いていきます。

最初に言うと、私は1本の動画だけで先生の人柄をすべて伝えるのは難しいと思っています。

なぜなら、人にはいろいろな一面があるからです。

レッスン中の先生、趣味の話をしている先生、苦手なことを話している先生、生徒さんへの考え方を話している先生。どれも同じ人ですが、見える表情や雰囲気は少しずつ違います。

だからこそ、ピアノ教室の紹介動画や自己紹介動画だけで「人柄を全部伝えよう」としなくてもいいと思っています。

人柄は、自己紹介動画だけでは伝わりにくい

ピアノ教室のYouTubeを始めるとき、多くの先生が最初に考えるのは、自己紹介動画や教室紹介動画だと思います。

もちろん、それも大切です。

どこにある教室なのか、どんなレッスンをしているのか、どんな生徒さんを対象にしているのか。そうした基本情報は必要です。

ただ、自己紹介動画はどうしても「きれいにまとめた内容」になりやすいです。

  • 楽しくレッスンしています
  • 一人ひとりに合わせています
  • 初心者の方も安心です

こうした言葉は間違いではありません。ただ、それだけでは先生ごとの違いが伝わりにくいこともあります。

本当の人柄は、もう少し自然な場面に出るものだと思います。

たとえば、自分の好きなことを話しているとき。逆に、苦手なことや大切にしていないことを正直に話しているとき。レッスンで大切にしている考え方を、自分の言葉で話しているとき。

そういう場面の方が、その先生らしさは伝わりやすいです。

好きなことを話すと、その人らしさが出る

個人経営のピアノ教室がYouTubeをやる場合、何を投稿すればいいか悩むことがあると思います。

演奏動画を出せばいいのか。レッスン風景を出せばいいのか。教室紹介をすればいいのか。

もちろん、それも一つの方法です。

ただ、先生の人柄を伝えるという意味では、自分の好きなことを話す動画もかなり大切だと思います。

  • 好きな作曲家
  • 好きな曲
  • 好きなレッスンの進め方
  • 大切にしている練習方法
  • 生徒さんに伝えたいこと
  • あまり好きではない練習のやり方
  • 自分がピアノで苦労してきたこと

こういう話には、その人の価値観が出ます。

ピアノ教室を探している人は、技術だけを見ているわけではありません。

  • この先生と合いそうか
  • この先生なら相談しやすそうか
  • この教室なら続けられそうか

そういう部分も見ています。

だから、先生が自分の言葉で好きなことや考え方を話すことは、教室選びの判断材料になります。

発信すればするほど、合う生徒さんに届きやすくなる

教室に対する想いや、レッスンで大切にしている軸がある先生ほど、YouTubeで発信する意味は大きいです。

なぜなら、発信を続けることで「この先生に合う人」に届きやすくなるからです。

逆に言えば、動画があることで「自分には合わないかもしれない」と感じる人も出てきます。

これは悪いことではありません。

むしろ、ミスマッチを減らすという意味では大切です。

ピアノ教室は、先生と生徒さんの相性がかなり重要です。

どんなに良い先生でも、全員に合うわけではありません。やさしい雰囲気の先生が合う人もいれば、はっきり指摘してくれる先生が合う人もいます。楽しく続けたい人もいれば、基礎をしっかりやりたい人もいます。

だから、誰にでも好かれようとして発信する必要はないと思います。

  • 好きなことは好き
  • 大切にしていることは大切
  • 合わないものは合わない

そういう部分を無理なく出していくことで、先生に合う生徒さんが集まりやすくなります。

無理なPRは続かない

YouTubeで発信するときに、無理に良く見せようとしすぎると苦しくなります。

本当は落ち着いた雰囲気の先生なのに、無理に明るく元気に見せようとする。本当は基礎を大切にしているのに、楽しい雰囲気だけを強調する。本当は大人の初心者に向いているのに、幅広く誰でも歓迎という見せ方にする。

こうした発信は、一時的にはきれいに見えるかもしれません。

ただ、続けるのが大変です。

それに、実際に問い合わせが来たあとに、動画で見た印象と実際のレッスンが違うと、ミスマッチにもつながります。

だから、まずは等身大で話せることから始めるのが良いと思います。

  • 自分の好きなこと
  • レッスンで大切にしていること
  • 生徒さんによく伝えていること
  • 自分がピアノで苦労した経験
  • 教えるうえで大事にしている考え方

こういう内容で十分です。

動画では「ONの状態」も大切

ただし、等身大で話すことと、何も意識しないで話すことは少し違います。

YouTubeで話すときは、やはり「ONの状態」は必要です。

初めて動画を撮って、あとから自分の姿を見返すと、いろいろ気づくことがあります。

  • こんなに表情がないのか
  • 声が思ったより小さい
  • 話し方が暗く見える
  • 目線が落ちている
  • 自分では普通のつもりでも、少し怖く見える

こういう反省は、動画を撮ってみないと分かりません。

でも、私はそれが良いことだと思っています。

動画は、自分が人からどう見られているのかを客観的に確認できます。

普段の自分では気づかない表情、話し方、雰囲気を見直すきっかけになります。そして、それを少しずつ改善していくことは、発信だけでなく、自分自身の成長にもつながります。

私自身も、昔の動画は見返すのがきつい

ちなみに、私の個人チャンネルも、6年前の動画を見るとかなりきついです。

ほとんど話していないし、表情も硬いです。自分で見ても、今とは全然違います。

でも、それも最初に動画を出したから分かったことです。

最初から自然に話せる人は少ないと思います。表情も、声の出し方も、話す内容も、少しずつ慣れていくものです。

だから、最初から完璧な動画を作ろうとしなくていいと思います。

  • まず撮ってみる
  • 見返してみる
  • 少し改善する
  • また撮ってみる

この繰り返しで、動画の中の自分も少しずつ変わっていきます。

何を話せばいいか分からないなら、好きなことからでいい

ピアノ教室の先生がYouTubeで何を話せばいいか分からないときは、まず自分の好きなものを話してみるのが良いと思います。

  • 好きな曲
  • 好きな作曲家
  • 好きなレッスンの進め方
  • 大切にしている練習
  • 生徒さんによく伝えていること
  • ピアノを教えていて嬉しかったこと
  • 逆に、難しいと感じていること

こういう話は、先生の人柄が出やすいです。

きれいにまとめた自己紹介よりも、自然に話している動画の方が「この先生はこういう人なんだな」と伝わることがあります。

人柄は、1本の動画で完成させるものではありません。

いくつもの動画を通して、少しずつ伝わっていくものです。

まとめ

先生の人柄をYouTubeで伝えるには、自己紹介動画だけで完結させようとしないことが大切です。

人柄は、好きなことを話しているとき、苦手なことを正直に話しているとき、レッスンへの考え方を自分の言葉で話しているときに出ます。

誰にでも好かれようとするよりも、自分が大切にしていることを正直に発信する。その方が、先生に合う生徒さんに届きやすくなります。

そして、動画を撮ることは、自分が人からどう見られているかを知る機会にもなります。

最初から完璧に話せなくても問題ありません。まずは、自分の好きなことを話してみる。そこから少しずつ改善していけば良いと思います。

個人ピアノ教室のYouTube発信では、動画を出すこと自体が目的ではありません。先生の考え方や人柄が伝わり、合う生徒さんとの出会いにつながることが大切です。

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