こんにちは、安田雄輝です。
今日は、やさしい畑で育てた小カブを、経済的な事情を抱えるご家庭へお届けしました。届け先は、これまでにも何度かやりとりのある世帯。どちらも病気やさまざまな事情で、日々の暮らしに不安を抱えているご家庭です。
出荷せずに残しておいた野菜を
今回お渡ししたのは、あえて出荷せずに残しておいた小カブです。もちろん、見た目や味に問題のない野菜。しっかり育ち、美味しく食べられる自信を持って届けられるものでした。

「余ったから」ではなく、「届けたい相手がいるから残しておいた」という意識でお渡ししています。
できることを、小さくても今から
将来的には、収穫した野菜を経済的に困っているご家庭や子どもたちに向けて、定期的に届けられる仕組みを作りたいと思っています。でも、その“いつか”を待っているだけでは何も始まりません。
だからこそ、今の自分にできる範囲で、できることを一つひとつ積み重ねていこうと決めました。

心を育てるような取り組みに
正直に言えば、今は事業として十分な余裕があるわけではありません。畑の管理から収穫、販売まで一人で行っているため、いつもできるわけではないのが現実です。
それでも「今の自分にできることは何だろう?」と問いかけ続けるなかで、このような形での支援を少しずつ続けています。
社会貢献というと少し大げさに聞こえるかもしれませんが、こうした活動を通じて、野菜と人、そして自分の心がつながっていく感覚があります。
未来につながる点になるように
今はまだ点のままでも、続けていれば、きっといつか線になる。そう信じて、小さな実践を積み重ねています。思いやりは、備えておくものではなく、行動の中で育まれるものなのかもしれません。
今日のこの一歩が、将来の誰かの笑顔につながることを願って。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。