こんにちは、千葉県で耕作放棄地の再生をしている安田雄輝です。
畑の雑草が一気に伸びてくる季節になりました。数ヶ月前まで耕作放棄地だった畑で野菜を育てているのですが、これからの時期は雑草との付き合い方が大きな課題です。手間を減らしつつ土も良くしていける方法として、前から気になっていた「緑肥」に初めて挑戦してみました。
今回選んだのは、オオムギ品種の「てまいらずE」。草丈が30cmほどで収まり、6月頃には自然に枯れて敷き藁状になるという特徴が、畝間の雑草抑制にちょうどよいのではと考えています。この再生日記では、種蒔きから発芽、現在の生育の様子までを記録しました。
畝間の雑草を抑えたい。そこで選んだ「てまいらずE」
耕作放棄地を再生していく中で、草との戦いは避けて通れません。畝間の除草作業にかかる手間と時間を少しでも減らしたいと思い、緑肥用のオオムギ「てまいらずE」を畝間に蒔いてみることにしました。

「てまいらずE」ってどんな品種?
てまいらずEは、緑肥や雑草抑制用に開発されたオオムギ品種です。発芽・初期生育が良いため、土壌被覆が早い特徴があり、背丈があまり伸びすぎないのも魅力です。畝間の雑草を自然に抑えてくれるなら、除草剤や人力除草の負担も減らせます。
私が購入したのはこちらの製品です。
種蒔きは3月26日。雨予報を見計らって撒きました
畝間の雑草が目立ち始める前に、3月26日に種蒔きを行いました。畝間なので少し踏み固められており、耕うんなどの特別な作業はしていません。三角ホーで溝を掘って、鳥に食べられないように覆土はしっかり行いました。
種蒔き後に雨が降る予報だったため、水やりなどの管理は一切せず、自然に任せた形です。


4月4日に発芽を確認、現在の草丈は10cmほど
種蒔きから9日後の4月4日、発芽を確認しました。現在(4月9日時点)では、草丈が約10cmほどまで成長しています。今のところ順調に育っているように感じます。



雑草抑制効果はこれからに期待
現時点ではまだ草丈が低いため、雑草抑制効果を実感するには至っていません。しかし、成長とともに地表を覆ってくれれば、かなりの効果が期待できるのではないかと考えています。
これからの生育の様子も、また追ってご報告します。

まとめ|除草の手間を減らしたい人におすすめ
耕作放棄地を再生するにあたり、草との付き合いは長期戦です。そんな中で「てまいらずE」のような緑肥系の雑草抑制アイテムは、手間を減らすための大きな助けになります。特別な管理がいらず、雨前に撒いておくだけでも十分発芽する点も好印象です。
興味のある方は、こちらからチェックしてみてください。