2024年8月23日、木更津市で「食品衛生責任者」の講習を受けてきました。野菜の栽培と販売に関わる立場として、食品衛生の基本をきちんと学んでおきたいと思い、受講を決めました。
この記事では、講習の流れ、持ち物や雰囲気、実際に学んだことなどを、これから受ける方にも参考になるよう体験ベースでまとめています。
受講しようと思った理由
私は、自分で野菜を育てて販売する取り組みをしています。今後の活動の広がりを見据えて、仕入れ販売も含めた準備を進める中で、食品衛生に関する基礎知識をきちんと学んでおきたいと感じました。
生産した野菜を販売するにあたって、現時点で必須ではない場合でも、「知っているかどうか」で安心感は大きく変わります。今できることのひとつとして、この資格の取得を選びました。
会場と持ち物
私が受講した会場は「金田地域交流センター」。駐車場はありますが、イベントなどと重なると満車になることもあるため、早めに到着しておくと安心です。

受講料は10,000円で、さらに「自主管理ファイル」150円が必要です。持参している人もいましたが、ほとんどの方がその場で購入していました。私は当日購入しました。
持っていったものは以下の通りです。
- 筆記用具
- 印鑑(修了証の受取時に使用)
- 講習案内のハガキ
- 自主管理ファイル(持参または購入)
当日の流れと講習内容
講習時間は9:45〜16:40と丸一日です。テキストと配布資料を使いながら、講師の方が以下の内容を解説してくれました。
- 食品衛生学
- 公衆衛生学
- 食品衛生法

最後に確認テストがありますが、講師がその場で答え合わせと解説をしてくれる形式で、構えるほどの内容ではありません。穏やかな雰囲気の中で進行しました。
昼食・服装のポイント
昼食時間は短めです。金田地域交流センター周辺にはコンビニもありますが、距離があり、歩きだとやや遠く感じます。私はお弁当を持参しましたが、これが正解だったと思います。
服装は、私は普段畑作業をしているときのワークマンの作業着で行きました。他の受講者も比較的ラフな格好で、スーツの方はほとんどいませんでした。ただし会場内の冷房がかなり効いていたので、上着があると安心です。
講習後の活用と気づき
講習を受けたときには「すぐに活用する機会はないかもしれない」と思っていましたが、実際には早速必要となりました。

別の記事でも紹介していますが、五井朝市であさりの味噌汁を提供する仕事が入り、そこで食品衛生責任者の資格が必要でした。まさに「取っておいて良かった」と思えた瞬間でした。
これから受講する方へのアドバイス
講習会場は広くて空調の効いた体育館のような環境なので、体温調整しやすい服装があると安心です。駐車場も混み合う可能性があるため、余裕を持って行動するのがベストです。
食品を扱う活動を少しでも検討しているなら、この資格は一度取っておいて損はありません。受講は1日で終わります。
今後も活動を続けていく中で、こうした学びを積み重ねながら、しっかり準備していきたいと思います。