こんにちは、安田雄輝です。
先日、村山農園でジャガイモの植え付けを行いました。
初回の動画では、トラクターを使った耕うん作業までを紹介しました。その後、畑にもみ殻を入れました。このもみ殻は長期間雨ざらしにしておいたもので、程よく分解が進んでいます。ジャガイモを植えた後、土が締まって固くなることを懸念し、すぐに投入を決断しました。ただし、入れすぎると保水性が低下するため、量は控えめにしました。まずは少量から試すのが良いと考えています。少なければ次回の植え付けで調整できますが、多すぎると除去が困難だからです。



今回の植え付けでは、キタアカリとメークインの種芋を種苗店で購入しました。一方、動画に登場するアンデスレッドとデジマは、秋ジャガとして育てたものの余剰分を種芋として利用しました。ただし、種芋は基本的に検定を通ったものを使用するのが推奨されます。自家栽培のものを使用すると、圃場に病気を持ち込むリスクがあるため、注意が必要です。また、品種によっては育成権者の登録がある場合があるため、事前の確認をお勧めします。




種芋を植える溝の深さについては、少し浅いかなと思いましたが、そのまま進めました。一般的には種芋1個分ほどの深さが適しています。植え方にも様々な方法があり、浅植えを実践する方もいます。色々試してみるのも良い経験になるでしょう。動画内では、あまりに浅い部分は手直ししました。土を被せる際に畝の中央を少し高くするのは、雨水が溜まるのを防ぎ、種芋の腐敗リスクを減らすためです。ただし、高くしすぎると土寄せがしづらくなるので、ほどほどが良いです。

肥料はペレット状の有機ぼかし肥料を使用しました。これは昨年の春ジャガ、秋ジャガでも使用し、良い結果が得られたものです。

動画では農薬を使用しない方針についても話しましたが、アブラムシの発生は避けられないでしょう。また、株数が多いため、疫病対策も考えています。有機JAS規格の薬剤を準備しており、必要に応じて使用する予定です。
次の作業は、芽かき、土寄せ、追肥になります。ただし、それまで何もすることがないわけではなく、動物被害の確認が重要です。特に、初めての圃場でイノシシや鳥による被害がどの程度発生するか不明なため、数日おきに畑の様子を確認しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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