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再生日記 #8|ナスの植え付けと、畑に感じるこれからの課題

こんにちは、千葉県で耕作放棄地を畑に再生している安田雄輝です。

最近は畑に出て作業していると、自然と人とのつながりが増えてきました。畑を個人で所有している方の多くが抱えている悩みの一つは「管理が追いつかない」ということ。

子どもが成人して畑を引き継がず、でも放置するわけにもいかず…体力的にもきつい。野菜を育てたとしても近所の人にあげたりで利益も出ない。加えて、農地法の関係で簡単に貸すこともできないなど、悩みは多岐にわたります。

解決には個人の努力だけでなく、地域ぐるみの仕組みづくりが必要だなと感じる今日このごろ。

ナスの植え付けをしました

というわけで、今回は夏野菜の定番「ナス」の植え付けを行いました。今年は10株のみ、肥料の量や管理の手間も考慮しての数です。

植え付け

今年は前年よりも夏野菜を全体的に早めの時期に植え付けをしています。近年の気温の傾向から、野菜の植え付けタイミングが年々早まっているらしいです。なので案外丁度良い頃なのかもしれませんね。

ナスを植える場所には、牛糞堆肥を1㎡あたり約3kg入れ、米ぬか・鶏ふん・有機ぼかし・苦土石灰を施しています。苗は購入しているものですが、定植後からは化成肥料を使わずに育てます。

品種と苗の選定理由

今回植えた品種は「とげなし千両二号」の接ぎ木苗です。ナスは病気に弱いため、接ぎ木苗を選びました。

苗は購入後に屋外で育苗していたのですが、ニジュウヤホシテントウに葉を食べられてしまいました。屋内育苗が難しい個人的な事情もあり、少し小ぶりですが畑に定植しました。

植え付けの手順

株間は80cmで配置
有機ぼかし
牡蠣殻石灰
土を間にかませる
植え穴に水を注ぐ
苗は吸水させる
仮支柱

支柱とマルチの工夫

トンネル支柱を使い、ビニール紐で誘引ロープを設置しました。黒マルチは使わず、もみ殻を畝の全面にしいていき、風が強い地域なので、強風対策として不織布をかけました。不織布の裾は開けています。

これからに向けて

ナスはたくさんの肥料を必要とする野菜で、栽培にコストが少しかかりますが、その分育つ過程がとても楽しみでもあります。途中で不足しがちなマグネシウムの補給をどうしようか、今から少し考えているところです。

今回も畑のリアルな記録として、ナスの植え付けの様子をまとめました。これからの成長や、日々の管理のことも引き続き記録していこうと思っています。

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