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赤玉ねぎスターレッド植え付け&早生タマネギ防寒

こんにちは!安田雄輝です。
昨日は赤玉ねぎ苗の植え付けと早生タマネギの防寒をしました。その様子を簡単に紹介します。

赤玉ねぎとは?

今回私が育てているのは、「スターレッド」という赤玉ねぎの品種です。スターレッドは外皮が濃い赤紫色をしており、その見た目の美しさが特徴です。この鮮やかな赤色は、アントシアニンというポリフェノールの一種に由来しており、抗酸化作用が期待される成分です。そのため、栄養面でも優れています。

見た目だけでなく、料理にも適しており、サラダやマリネなどの彩りとして最適です。特に生で食べるのに向いており、辛味が少なく甘みがあるため、新鮮な状態ではシャキシャキとした食感が楽しめます。

スターレッドは、赤玉ねぎの中でも育てやすい品種とされ、家庭菜園に適しています。特に、トウ立ち(早期に花芽をつける現象)や分球(玉が複数に分かれる現象)が少なく、安定して丸々とした玉に育つのが特徴です。

10月21日 育苗中

私は今回、スターレッドを化成肥料不使用で種から育てています。苗を植え付ける場所の土作りでは、2週間前に牛糞堆肥・鶏糞・米ぬか・もみ殻・もみ殻くん炭・有機石灰を施しました。収穫時期は5月下旬から6月頃の予定です。

赤玉ねぎの植え付け

今回の畝は幅80cmで作りました。上の写真は、まだ作業途中の様子を撮影したものです。本来なら黒マルチをかけたときの写真も撮ればよかったのですが、前回のタマネギ植え付けの記事と似たような内容になりそうだったので割愛しました。気になる方は、下の記事をご覧ください。

今回使用した黒マルチは、岩谷マテリアル製の幅135cmで穴あきタイプのものです。これはタマネギ栽培に適しており、高畝を作る時に両サイドの裾の幅があるので土を被せやすいです。

植え付け後にはしっかりと水やりを行いました。一部の方は、植え付け後に水やりをしない場合もあるようですが、私は雨が降らない状況では水やりをした方が良いと考えています。理由として、水やりをすることで苗が早く土壌に馴染み(活着)やすくなるからです。これは、植物の根が土に密着し、必要な水分や養分を吸収しやすくなるためです。特に、タマネギは乾燥に強い一方で、植え付け直後は根がまだ十分に発達していないため、水分補給が重要になります。

早生タマネギに不織布をかけて防寒

11月も終わりに近づき、夜の冷え込みが一段と厳しくなってきました。霜が降りる気配はまだないものの、いつ降りてもおかしくない寒さを肌で感じる時期です。私は現在、畑で早生、中晩生、晩生のタマネギをそれぞれ育てています。その中でも早生タマネギは寒さに弱い品種のため、霜が降りる前に防寒として不織布をかけました。不織布は風で飛ばされないよう、両サイドの裾をしっかり土で固定しています。

早生タマネギは成長が早い分、栽培が簡単に思えるかもしれませんが、実際には中晩生や晩生品種よりも難易度が高いと感じています。成長の早さゆえに細胞内の水分量が多く、寒さで霜が降りると凍結しやすいのです。このため、寒い季節には十分な防寒を施さなければ、霜の被害で収穫が難しくなることもあります。来年は、耐寒性の高い中晩生や晩生品種の栽培のみに切り替えることを検討中です。

野菜の成長記録はInstagramにも投稿していますので、ぜひご覧ください。
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