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いきものがかり『ありがとう』に挑戦!大人から始めたピアノ1年の記録

こんにちは、安田雄輝です。

今回は、2024年に挑戦したピアノ企画「いきものがかり『ありがとう』の中級楽譜を1年で弾ききる」チャレンジの記録をまとめた記事です。大人からピアノを始めて5年目、これまでの歩みや葛藤も含めて、ひとつの節目としてまとめておきたいと思います。

この企画を始めた理由

私は30歳からピアノを始めました。当初のきっかけは、YOASOBIの『群青』のピアノカバーを通勤中に聴いて、「自分もピアノで弾けるようになりたい」と強く思ったことでした。

その後、野口幸太ピアノ教室に通い始めて1年ほど経った頃、ついに『群青』への挑戦を決意。先生に無理を言ってレッスンで扱ってもらいましたが、難易度の高さから一度挫折し、YouTubeの投稿も一時お休みしていました。それでも、諦めたままでは終われないと思い直し、再び教室に通って133日間毎日練習を重ね、最終的に最後まで演奏しきることができました。

その経験から、「まずはやりたい曲に挑戦してみる。そして、ぶつかった壁から学べばいい」という自分なりの学び方のスタイルが見えてきました。

いきものがかり『ありがとう』

2024年は新たな挑戦として、ぷりんと楽譜の中級レベルから「いきものがかり『ありがとう』」を選び、年内に仕上げて動画を公開するという企画に取り組みました。

なぜこの曲にしようと思ったかというと、YouTubeのチャンネル登録者が1000人を超えたタイミングで、日頃応援してくださっている視聴者の方々に、感謝の気持ちを込めて演奏を届けたいと考えたからです。

先生からは「今の実力だと3年かかる内容を1年でやろうとしている」と言われましたが、それでもやってみたいという気持ちを大切にして、実際に毎回のレッスンを真剣に受け、自宅練習も重ねました。

この楽譜は、演奏スピード・重音の多さ・最後に追加したペダル操作など難しい要素がたくさんありました。特に私はペダル操作に慣れておらず、楽譜にも指示がなかったため、先生と相談して、入れられるところだけ挑戦しました。

教材と練習環境

教材には「ピアノ・アドヴェンチャー」シリーズを使っています。現在は2Bの中盤まで進んでおり、これを基礎としながら中級楽譜への橋渡しとしています。

練習にはYAMAHAの電子ピアノCLP-645を使用。クラビノーバの中でも木製鍵盤搭載のモデルで、感触も良く、自宅練習には欠かせない存在です。

また、途中から「ジャズハノン」という教材をウォーミングアップに取り入れており、右手のみで一巡する練習を継続しています。

YouTubeでの発信と進捗

この挑戦の過程は、全8回のYouTube動画として公開しています(レッスン7回+演奏1回)。再生リストにまとめてありますので、どのように進んでいったかを時系列でご覧いただけます。

いきものがかり「ありがとう」シリーズはこちら

あわせて、これまでの「ピアノアドヴェンチャー2A・2B」のレッスン動画もすべて公開しており、そちらも再生リストから視聴可能です。

ピアノ・アドヴェンチャー2Aシリーズはこちら

ピアノ・アドヴェンチャー2Bシリーズはこちら

挑戦を終えて感じたこと

ピアノを始めてから何年経っても、「弾けない」壁にぶつかることはたくさんあります。でも、やりたいと思った曲に挑戦することが一番楽しい。挑戦する中で自然と「このままじゃ弾けない」と気づき、そこから基礎に戻って学び直せばいい。

私は趣味でピアノをやっているので、順当に基礎から積み上げることだけが正解ではないと思っています。やりたいことがあるなら、まずは挑戦してみる。それが挫折になったとしても、また戻ってやり直せばいい。自分自身で学びの形を決められることが、大人の趣味の良さだと感じています。

まとめ

この企画を通じて、大人からピアノを始めても、好きな曲に挑戦し続ければ、必ず1曲を弾ききることができると実感しました。いきものがかり「ありがとう」の演奏は100点だったとは言えないですが、本当によく練習を一年間真剣に頑張ったし、その結果の演奏なので悔いはありません。

YOASOBI『群青』に133日間挑んだ経験、そして2024年に『ありがとう』という中級楽譜に真剣に向き合った日々は、どちらもかけがえのない時間です。

「まずやってみる」という挑戦が、基礎の大切さを教えてくれ、音楽を深く楽しむ入口にもなりました。この実体験が、誰かが新しい一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。

ピアノレッスンの様子はYouTubeにまとめています。ぜひご覧ください。

YouTubeはこちら