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YouTubeの「#ハッシュタグ」の効果と具体的な選び方を解説

引用元:【初心者版ピアノ】人生のメリーゴーランド
YouTube公式ヘルプより
ハッシュタグとは、先頭に#記号が付いたキーワードです。ハッシュタグを使うと、YouTubeで同じハッシュタグを使う他の動画と自分のコンテンツを簡単に結びつけることができます。また、視聴者は同じハッシュタグを使う類似のコンテンツを素早く見つけることができます。

上の画像は僕が自分の動画に付けているハッシュタグです。動画のタイトルの上に『 #ピアノ #人生のメリーゴーランド #久石譲 』と青文字で表示されている部分がYouTubeのハッシュタグです。この青文字部分をクリックすると、同じハッシュタグを付けている動画が一覧で表示されます。試しに『#ピアノ』をクリックしてみます。

引用元:https://www.youtube.com/results?search_query=%23%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E

左上に『#ピアノ』と表示され、12万本の動画にこのハッシュタグが利用されている事がわかります。ハッシュタグ『#ピアノ』を付けるだけで、12万本の動画と関連付ける事が出来ます。

動画にハッシュタグを付けるメリット

ハッシュタグ検索をしたときに自分の動画が表示されやすくなる

青文字のハッシュタグをクリックすると、同じタグが付いた動画を一度に表示することが出来ます。類似している動画を探している視聴者に、自分の動画を見つけて貰いやすくなります。

同じハッシュタグを使う動画と自分の動画を結びつける事が出来る

同じハッシュタグが付けられた他の動画と共に、自分の動画を宣伝出来るので、その結果として再生数に関係してきます。しかし。ハッシュタグのキーワードの選び方を知らないと、効果が無いので「キーワード選び」が重要です。

例えば、先ほど『#ピアノ』は12万本の動画が同じハッシュタグを付けていましたが、これを『#ピアノ独学』にするとどうでしょうか。

引用元:https://www.youtube.com/results?search_query=%23%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E7%8B%AC%E5%AD%A6

左上に1957本と表示されています。『#ピアノ独学』だと1957本の動画としか紐付かない結果になります。ハッシュタグのキーワード選びは大事です。

YouTubeの動画にハッシュタグを付ける方法

引用元:【初心者版ピアノ】人生のメリーゴーランド

YouTube管理画面です。ハッシュタグは、タイトルもしくは説明欄にキーワードを入力します。基本的に説明欄に入力しましょう。タイトルに入力すると見栄えが良くないです。ハッシュタグは、半角の#記号のあとにキーワードを入力します。

ハッシュタグは、先頭の3つが動画タイトルの上に表示される仕組みになっています。自分が一番アピールしたいハッシュタグを、上にもってきてください。

引用元:【初心者版ピアノ】人生のメリーゴーランド
引用元:【初心者版ピアノ】人生のメリーゴーランド

ハッシュタグを付ける時の注意点

#ハッシュタグの記号は必ず半角入力
ハッシュタグにスペースを入力することは出来ない
1つの動画に60個以上のタグを付けてはいけない
動画と直接関係ないタグを付けない
嫌がらせ目的のタグを付けない
性的なタグを付けない

暴力的なタグを付けない
下品なタグを付けない

ハッシュタグにスペースは使えません。例えば、英語のハッシュタグで『#A Whole New World』は使えません。この場合は、スペースを全て詰める必要があるので、修正するとこうなります。『#AWholeNewWorld』これはハッシュタグとして認識されます。ちなみにアルファベットは、大文字と小文字どちらでも検索に反映されます。

1つの動画に60個以上のハッシュタグを付けてはいけない。昔は15個までだったのですが、今は60個までOKになっています。根拠として、YouTube公式ヘルプに書かれているので貼っておきます。ハッシュタグが多すぎると、すべてのハッシュタグが無視され、検索結果から動画が削除されることがあります。
参考:動画検索でのハッシュタグの使用

動画と直接関係無いハッシュタグ、無関係なハッシュタグを追加すると動画が削除される原因になります。個人や集団に対する嫌がらせ目的なども動画削除の原因となります。又、暴力的であったり、性的な内容、下品な言葉も動画の削除や年齢制限の対象につながります。

ハッシュタグの具体的な選び方

ハッシュタグの具体的な選び方を解説していきます。ハッシュタグは同じハッシュタグを使用している動画が多ければ多いほど、紐づく動画の数も多くなります。しかし、それを意識しすぎると抽象的なキーワードだけになる場合があります。大きいキーワードからだんだんと絞り込んでいき、最後は動画の内容になる選び方を今からしていきます。

引用元:【初心者版ピアノ】人生のメリーゴーランド

例えば、この動画は僕が人生のメリーゴーランドを演奏した動画です。大きいキーワードというのは、動画のジャンルです。この場合は、ピアノ演奏なのでハッシュタグ『#ピアノ』を入れました。次にピアノ演奏で何が大事かを考えた時に曲名ですよね。なので『#人生のメリーゴーランド』を入れました。さらに、この曲の作曲家として有名な久石譲さんへ敬意を込めたいという意味で、『#久石譲』を入れました。ここは『#ハウルの動く城』でも問題ないと思います。

2つ以上のキーワードで迷った時どうするか

ハッシュタグを考える時に、どのキーワードを使ったほうが紐づく動画が多いのかわからない事がありますよね。そういう時は実際に検索して調べる方法があります。

例えば、『#ジブリ』と『#GHIBLI』で迷ったとします。そうしたらYouTubeの検索窓にハッシュタグを付けて、それぞれのキーワードを打ち込んでください。実例としてやっていきます。

引用元:https://www.youtube.com/results?search_query=%23%E3%82%B8%E3%83%96%E3%83%AA
引用元:https://www.youtube.com/results?search_query=%23GHIBLI


『#ジブリ』のタグを付けている動画は2.2万本
『#GHIBLI』のタグを付けている動画は1.4万本

という訳で、この場合は『#ジブリ』の方が良さそうだという結論になるわけです。ただ、実際にジブリのハッシュタグを付けるなら両方入れたほうが良いです。

ハッシュタグの特殊な利用方法

これまで、ハッシュタグを付けると同じハッシュタグを付けている動画と紐づくので、メリットがあるという話をしてきました。ここでハッシュタグの特殊な使い方の実例を紹介します。例えば、僕の場合は自分が関わった動画に『#安田雄輝』を入れています。

引用元:https://www.youtube.com/hashtag/%E5%AE%89%E7%94%B0%E9%9B%84%E8%BC%9D

この目的は、自分が過去に関わった動画が一覧で表示されることです。他に応用すると、『#チャンネル名』を動画の説明欄に入れると、そのチャンネルに関係している動画を一覧で表示できます。そして、共通のハッシュタグなので、自分の動画同士が紐付けされていきます。そうすることで、関連動画に表示されることを狙うのです。

まとめ

今回はYouTubeのハッシュタグについて、実践形式で解説しました。ハッシュタグという1つの機能ですが、これを有効に活用することで、自分の動画を見つけて貰いやすくなります。

YouTubeの動画投稿設定は色々細かい部分があります。基本的には公式のYouTubeヘルプに詳しく書かれているのですが、実践形式では教えて貰えないので記事にしてみました。YouTubeチャンネルを新しく立ち上げて、動画を投稿すると最初は本当に全然再生されません。しかし細かい機能を理解して活用することで、動画を見つけて貰いやすくして、結果的に再生数を上げる事も出来ます。

まだハッシュタグを使っていない方は、非常に簡単に設定出来るのでぜひ活用してみて下さい。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

ABOUT US
安田 雄輝
「YouTubeコンサル・動画制作」をしています。/※経歴:消防(救急救命士)➡在宅診療所➡献血供給事業団➡YouTubeクリエイター/大人からピアノを始めチャンネル登録者1000人/夢は子供がやりたい事を経験出来る場所を沢山つくること