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楽器販売店のピアノ紹介YouTube動画の作り方

YouTube利用者の増加により、楽器店がYouTubeに取り組むメリットがあります。YouTubeはGoogleの検索結果にも表示されます。商品を比較検討するときに、YouTubeで検索した経験は皆さん有ると思います。YouTubeでピアノを紹介して、『集客・売上』に繋げる事は既に多くの楽器店で行われています。

動画を作る流れ

楽器販売店のピアノ紹介YouTube動画の作り方について書いていきます。
大前提として、YouTubeは作業量がとても多いです。

  • 企画・構成
  • 撮影
  • 編集
  • 投稿
  • サムネイル作成
  • 公開

ざっくり書くとこの様な作業フローになります。
YouTubeのチャンネルを立ち上げて運用していく時に、必ず専任で担当者を置いた方が良いです。YouTubeを始めてみたけれど、営業マンが管理を兼務しているため、チャンネルが中途半端に放置されて、更新されていない事が多々あります。しっかりと目的を持って、労力を割かないと結果が出ないだけでなく、訪問したユーザーからの印象がマイナスになってしまいます。

企画・構成

企画を考える時に大切なのが、自分たちで考えない事です。例えば「これ紹介したらどうかな?」「これウケると思うんだよね」など、自分たちの視点で考えた動画は大体が失敗に終わります。なぜかと言うと、視聴者の目線が欠けているからです。

企画構成を考える出発点は「検索ワード」です。
Google検索、YouTube検索の「検索ワード」を調べて、どういうキーワードでユーザーが検索をかけていて、どの様な悩みや情報を欲しているのかリサーチします。この時に無料で使えるツールが「ラッコキーワード」です。

ブログならGoogle検索、YouTubeならYouTubeのサジェストキーワードを調べて、ユーザーの悩みを分析して、それに対して答える企画を考えます。検索ワードというのは、視聴者の視点そのものです。企画の出発点を自分たちで予測したものではなく、データに基づいて「検索ワード」から考えるのがとても大事です。とにかく企画は自分たちで考えない事です。

撮影

最初は撮影に苦労するでしょう。カメラや音声機材の使い方について幅広く知識が必要です。
撮影で必要とされる知識だけでも、ピアノ営業と兼務は厳しいのではないでしょうか。スマホでも撮影は出来ますが、どうしてもカメラの設定・照明・音声について、撮影してみると課題が出てくると思います。

個人的に利益が出ていないのに、機材にお金を掛けるのはオススメ出来ません。なので、手持ちのスマホ撮影でOKです。その際に演者はしっかりと声を張ることを意識して下さい。撮影に慣れないうちは、自信が無いため声が小さくなりがちです。ピンマイクなどの機材が無い場合は、とにかく声を張ることを意識してください。

台本について僕の意見ですが、素人に台本は必要ありません。というか台本通りに出来ません。
台本通りに「進行・演技」が出来るのはプロの役者さんです。「企画・構成」の段階で、細かく台本を練る必要は全く無いです。大まかに流れを決めたら、あとは撮影して編集段階で不要な部分をカットすれば良いのです。

編集

編集のポイントとしては、とにかく本題に一分一秒でも早く入ることです。TV番組の様なオープニングを作ると、制作側は満足感があると思いますが、視聴者は離れていきます。3秒以内に動画の本題に入る意識だけでも持ちましょう。そして、なるべく冒頭で視聴するメリットもしくは、結論を見せる事が大事です。TVでは結論を後半に引っ張りますが、YouTubeでは結論やメリットを先頭に持って来る方が良いです。

例えば、「この動画を見た方だけに!こんなサービスをします。」などを冒頭に挟むと離脱率が下がります。基本的に、有名人でない限り動画は見て貰えません。よく勘違いされがちなのが、「動画を見てもらえる」と思っている事です。そもそも、視聴者は動画に出ている演者に興味がありません。ピアノ紹介動画の場合は、商品である「ピアノ」に興味があって動画に来ています。なので、その興味の本質である「ピアノ紹介」に一分一秒でも早く入りましょう。

営業マンの自己紹介は氏名のテロップでも十分です。言葉で自己紹介するなら素早く終わらせましょう。だらだら自己紹介をしていると、視聴者は離脱していき、本題の紹介部分まで見て貰えません。

投稿

YouTubeの投稿設定大事です。タイトルを適当に決めてしまうと、動画の再生回数に影響します。動画タイトルの決め方は「ラッコキーワード」が一番重要です。「検索ワード」のデータを見て、視聴者がどういうキーワードで検索しているのか、企画段階で調べたと思います。企画段階で抽出した検索キーワードを必ずタイトルに入れます。視聴者が検索するキーワードでタイトルを付けるのが、検索でヒットしやすいのは言うまでもありません。

企画で動画の出発点を「キーワード」でしっかり決めていると、投稿する時もブレずにタイトル決めが出来ます。企画の段階で紹介するターゲット層も決めておきましょう。
大人向けなのか、子ども向けなのか、初心者なのか、上級者なのか。ターゲットを絞ることで、効果的に届けたい相手に届く設定や構成に出来ます。

#ハッシュタグも適当に付けるのではなく、しっかりと考えて付けて下さい。

YouTubeの投稿設定画面を始めて見た方は、細かい設定が沢山あるので、どれを設定したら良いのか困ると思います。そういったサポートをしていくのが管理代行をする私の仕事です。

サムネイル

サムネイルによくあるのが、撮影自体を忘れるパターンです。撮影前に必ずサムネイル撮影をする癖を付けましょう。サムネイルは無料ツールを使えば最初は十分です。1280×720のサイズで作りましょう。

サムネイル作成で文字の色をどうするか悩む方が居ますが、大事なのは文字色ではなく背景との明度差です。背景が暗いなら、文字色を明るい色にすれば何色でも目立ちます。逆に背景が明るいなら、文字色は暗い色が目立ちます。色の目立つ目立たないは色ではなく、背景との明度差によるものです。明るさに差を付けることを意識すると、色使いも悩みません。

更に深堀りすると、実際にYouTubeで再生率が良い動画のサムネイルを参考にして、色使いを取り入れると良いと思います。既に結果が良好なサンプルがYouTubeには沢山あるので、実物を見て勉強するのが一番早いですね。

動画制作実績

カワイ厚木ショップのピアノ紹介動画を先日公開しました。
企画〜投稿・サムネイルまで全て関わっています。
この動画のターゲット層は、「子どもを持つピアノ経験者の両親」です。
紹介しているピアノは、カワイの中でも最高級モデルの電子ピアノです。このクラスの電子ピアノを購入する層は、高級な楽器の良さを既に十分理解していて、子どもへ投資する意味も込めて買う方が多いです。CA79、CA99の機種毎に買う層も違いますが、この動画ではCA79が子どもにオススメという結論に落としています。実際子どもに買うならCA79だと私も思います。

楽器店のピアノ紹介動画の多くは、営業マンが1人でピアノを紹介しているパターンが多いです。しかし、門を開いて「ピアノの先生」「ピアニスト」の方と一緒に紹介することで、より視聴者視点を持った動画になります。このカワイ厚木ショップの凄いところは、「CA99は子ども向けとはちょっと違う」というマイナス評価レビューも動画内でOKした点です。信用して貰うためには、マイナスな事もハッキリ伝える必要があると提案して受け入れて頂きました。

この動画を作る企画段階から私はZoom会議に参加しています。ピアノ紹介動画の伸びている動画と、伸びていない動画の問題点を提示して、しっかりとターゲット層の絞り込みをしました。編集では、無駄な部分を徹底的に排除して、説明欄にはチャプターを打っています。長い動画は何時何分に何を話しているのか、チャプターを打たないと視聴しにくいので、細かい設定をしています。

ブログでは全て書き切れませんが、色々と工夫を重ねて私は動画制作をしています。
実際に動画からの来店実績もあるので、ぜひピアノ紹介動画作りの参考にして頂けたら嬉しいです。ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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