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【SONY】XLR-K3Mの使い方とレビューを画像付きで詳しく解説【完全初心者向け】

SONY FDR-AX700 でクリアな音声を収録するために、XLRアダプターキット『XLR-K3M』を購入しました。この記事ではレビューと使い方を解説します。

カメラ本体のマイクで収録すると音が遠かったり、雑音が多く入ることがありますが、このショットガンマイクを使うことで、音声がよりクリアに録音出来ます。

僕は自分の電子ピアノに、XLR端子を介して、カメラとピアノを接続して、部屋に音を一切出さないで、YouTube用にピアノ練習の様子を撮影していた時もありました。

セット一式・ウインドスクリーン(毛)は着脱できます

内容物一覧
・XLRアダプター(XLR-A3M)
・ショットガンマイクロホン(ECM-XM1)
・ウインドスクリーン(もこもこした毛)
・端子保護キャップ
・オーディオ延長ケーブル
・ケース
・説明書類一式

付属ケース外観
付属ケース内側

買って使ってみたレビュー

FDR-AX700にXLR-K3M
XLR端子にマイクとピアノを接続

結論を言うと、とても便利なので買って良かったです。ただ、値段が安くても5万円以上する機材なので買うのを最初は迷いました。ネット上にレビュー記事も少ないですよね。

付属のショットガンマイクは「ECM-XM1」というマイクです。このSONYのショットガンマイクは、本体単品で買うと1万円程度のマイクです。

ファンタム電源が必要なので、使用する時はXLRアダプター側の設定は「MIC+48V」にあわせます。

ちなみに、このショットガンマイクを着脱する時は、「MIC+48V」のスイッチ以外に切り替えた状態で作業して下さい。

「MIC+48V」のままで、着脱をすると、大きなノイズが出たりマイク故障の原因になります。マイクを取り付ける際は、型名(ECM-XM1)の部分が上になるようにホルダーに取り付けます。

ECM-XM1
ファンタム電源の設定「MIC+48V」

このマイクで録音するとノイズは少ないです。ただ、ショットガンマイクなので指向性が強いです。なのでショットガンマイクの後ろでしゃべると、音声が良く拾えないです。

トーク動画撮影で、少し困った時がありました。場面として、2人の対談トークで、1人の声が大きくて、もう1人は極端に声が小さいパターンです。

この場面で、ショットガンマイクを使っても両方は拾えませんね。なので、そういう時はピンマイクが必須です。

むしろトークの音質改善が目的なら、XLR-K3Mを買うよりも、ピンマイク買った方が良いです。

このXLR-K3Mは、音声を2系統で録音したい方向けです。僕の場合は、「ピアノの音」と「自分の声」を2系統で収録する目的で導入しました。

あとはステレオミニジャック端子よりも、XLR端子の方がノイズも軽減されます。外部機器から音声を安定して収録出来るメリットがあります。

破損させた体験談

この高価なXLR-K3Mのアダプターを破損させた経験があります。カメラを誤って落下させてしまい、カメラと接続部分の外装が割れてしまいました。

接着剤で無理だったので、諦め半分でSONYに問い合わせたところ、外装交換対応が可能という事で、修理代13,860円掛かりましたが、無事に修理されて帰って来ました。

高い機材はちゃんと修理対応出来る事を学びました。

XLR-K3Mの使い方

スイッチとダイヤル
デジタル入力アナログ入力スイッチ・インプットセレクト
インプット1、インプット2、インプット3

本体を見てみると、いろんなスイッチやダイヤル、ケーブルを接続出来る場所があります。
ここでは、僕が普段使うパターンのインプット1で「声」を録音、インプット2で「ピアノの音」を録音する場合の設定をしてみます。

入力する音声の設定

インプットセレクト

まず最初にするのは、インプットセレクトでどこの端子から音声を入力するのか選びます。

XLR端子2つのうち片方だけ使うのか、両方使うのか。
インプット3のステレオミニジャック端子のみ使うのか。
ここで選択します。今回は、XLR端子2つ使うので「IN1・IN2」に設定します。

ちなみに、左側にデジタルとアナログのスイッチがありますが、これは皆さんが持っているカメラがデジタルオーディオインターフェース対応機器の場合は、デジタルに切り替えます。

僕の使っている「FDR-AX700」は対応していないので、アナログに設定しています。

インプット1にショットガンマイク・インプット2にピアノを接続

これが音声入力端子の配線部分です。

XLR端子の「LINE・MIC・MIC+48V」の選択

青枠がインプット1・ピンクがインプット2

ここから重要な設定なのが、インプット1、インプット2の赤枠で囲った「LINE・MIC・MIC+48」の選択です。

LINE:外部音声機器(ミキサーなど)
MIC:電池が内蔵されているマイク
MIC+48V:+48V電源(ファンタム電源)対応のマイク

インプット1には冒頭で説明した「ECM-XM1」が接続されているので、「MIC+48V」を選択。
インプット2には電子ピアノが接続されているので「MIC」を選択。

電池が内蔵されているマイクに対して、「MIC+48V」を選択すると、機器が壊れる可能性があるので注意してください。

機器を接続していない端子のノイズが気になる場合は、スイッチを「LINE」に切り替えて見て下さい。

ATT設定

ATT

ATTでは、マイクの基準入力レベルを設定出来ます。

インプット1、インプット2の「LINE・MIC・MIC+48V」のスイッチを、「MIC」もしくは「MIC+48V」に設定している場合にのみ機能します。

実際に使用するマイクや、入力された音声の大きさに応じて設定をします。

ちなみにXLR-K3Mに付属の「ECM-XM1」は「10dB」の設定が推奨されているので、インプット1は「10dB」に設定しています。

0dB:基準入力レベル -60dBu 感度の低いマイク、音を増幅したい時
10dB:基準入力レベル -50dBu 付属の「ECM-XM1」の推奨レベル
20dB:基準入力レベル -40bBu 感度の高いマイク、音を抑えて収録したい時

録音レベル調整

左の丸がインプット1、右の丸がインプット2

録音レベルを自動的に調整する場合は、スイッチを「AUTO」に設定します。入力音声が大きい場合、音が歪まないように録音レベルが自動的に小さくなります。

インプット1は「AUTO」に設定しています。
インプット2は「MAN」に設定しているため、ダイヤルで音の大きさを調整しています。

音が適性なレベルかどうかは、カメラにヘッドホンを接続してモニターしながら判断します。ヘッドホンが無い場合は、カメラ本体のレベルメーターを見て判断します。

XLRアダプターを接続している時は、カメラ本体側で録音レベルの調整は出来ないので、全てここで調整します。

インプット2から入力した音声の録音レベルを、自動的にインプット1に合わせるには、『LINK』を使います。インプット1とインプット2の音声をステレオ録音するときに使います。

LINKに設定すると、インプット2のダイヤルは無効になるので、インプット1のダイヤルを操作して、インプット1と2両方の録音レベルを同時に調整する事になります。

ローカット(風切り音など)

ローカットスイッチ

インプット1と2のエアコンの音、外の風切り音などの低周波を減衰させるローカットのスイッチです。

300Hzは僕の使用環境では、カットし過ぎなのでいつも100Hzで使っています。これも実際に音を聞きながら設定するのが良いです。

気をつけること

FDR-AX700とXLR-K3Mの接続部分の写真なのですが、どうしても本体の大きさに比べて接続部分の面積が小さいです。

なので取り扱いに十分注意しないと、落下させた場合すぐに破損します。カメラは床の上に置く(これ以上落下しない場所に置く)というルールをしっかり守らないと駄目です。

この機材の難点は、マウントが一切無いので照明機材の「HVL-LE1」などは使えなくなります。ブラケット付けるか、照明は専用で用意すると良いでしょう。

という訳で、XLR-K3Mの紹介でした。ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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ABOUT US
安田 雄輝代表
当ブログは複数のライターで運営しています。大学で救急救命士取得→新卒で消防に就職→2年11ヶ月で退職→在宅診療所→輸血用血液輸送→フリーランス→自由な時間を得る。企業向けYouTube動画クリエイター兼ブロガーをしながら生きています。